https://app.garagefarm.netでWeb Manager(Webダッシュボード)にログインし、右上の三本線から"my account"を選択して言語を日本語に設定します。

renderBeamerのインストールが完了したら、アプリを起動してダウンロードディレクトリを選択します。ここがメイン出力先になります。次に、受け取ったアカウントIDまたはアカウントのメールアドレスでログインします。プロジェクトをアップロードしたり、レンダリングされたフレームをダウンロードするときは、常にアプリをバックグラウンドで実行する必要があります。

起動時に表示されるプラグインパネルでは、3Dアプリに追加するプラグインをインストールすることができます。

DCCアプリ(3D制作ソフト)でシーンを開き、V-Rayシーン(.vrsceneファイル)として書き出します。
ご使用のソフトでvrsceneをエクスポートしたら、OSのファイルエクスプローラーから直接プラグインを使用できます。これを行うには、.vrsceneファイルを参照し、シーンファイルを右クリックします。

プラグインが起動すると、renderBeamerアプリケーション内にメインのプラグインパネルが表示されます。

プラグインGUIで、レンダリングモード(そのままレンダリング、フルアニメーション、カメラアニメーション、静止画像)のいずれかを使用して、シーンのセットアップを完了してください。各レンダリングモードは、さまざまな種類のシーンセットアップ用に特別に設計されているため、レンダリングするシーンのタイプに適したモードを選択してください。各モードは異なるGIとレンダリング設定を使用するため、これは非常に重要です。不適切なモードを選択すると、正しくレンダリングできません。

使用可能なレンダリングモードは次のとおりです。


プラグインレンダリングモードを選択すると、すべての使用可能なモードに共通する、他の設定を確認できるようになります。
設定タブ
弊社のプラグインは、お使いのDDCアプリのレンダリングの設定を自動的に検出しますが、シーンをファームに送信する前に、プラグインのこのタブからいつでも変更することができます。
すでにプロジェクトをアップロード済みで、同じシーンを再度送信する場合でも、以前と同じ名前のアセットを修正して使う場合は、このオプションを使うことをおすすめします。この設定を有効にすると、すべてのアセットが再アップロードされ、確実に新しい(修正後の)アセットが使用されます。このオプションを使わないと、プラグインが新しいアセットを検出できず、アップロードされないことがあります。この機能を有効にする場合は、必ずデフォルトとは異なる一意のプロジェクト名を設定してください。
アセットのタブ
弊社のV-Rayシーンのプラグインは、不足しているアセットがないかシーンを自動的にチェックします。不足しているアセットがある場合はアセットトラッカーツールを使用して、シーン内でそれらを再リンクまたは置換えできます。 アセットトラッカーを開始するには、トップメニューのアセットをクリックします。

アセットトラッカーパネルでは、アセットリストを確認できます。 アセットのパスと名前が正しい場合、ステータスはすべて緑色になっています。 もし問題がある場合は、グローバル検索パスを使用して不足しているアセットを再リンクするか、1つずつ再リンクしてください。
プラグインがシーンのエクスポートを完了すると、プロジェクトはrenderBeamerにリダイレクトされてアップロードされます。renderBeamerは、プラグインと連携してアップロードとダウンロードを行う独立したアプリケーションで、簡単に言うとファイル転送を処理するプログラムです。
シーンが完全にアップロードされると、Webマネージャー(Webダッシュボード)へのリンクが記載されたウィンドウがアプリに表示されます。続行するには、「ここをクリックしてジョブを送信」をクリックしてください。何らかの理由でウィンドウを閉じてしまった場合や機能しなかった場合は、Webダッシュボードのプロジェクトから、後でシーンファイルをクリックしてシーンを送信できます(詳細は次のステップを参照してください)。リンクをクリップボードにコピーして、手動でWebブラウザーに貼り付けることもできます。

プロジェクトがアップロードされたら、最後にレンダリングするジョブを作成してファームに送信します。 Web Managerですべてのプロジェクトとレンダリングジョブの管理ができます。
前のステップでrenderBeamerに表示されたリンクを開くと、いくつかの項目と設定が記載されたジョブ送信ウィンドウが表示されます。 リンクを開かなかった場合、またはリンクが機能しなかった場合は、ファイルブラウザのプロジェクトのタブでプロジェクトを見つけ、プロジェクトフォルダー内でシーンファイル(フォルダ構造の「data」というフォルダ。例:Project_name / data / SceneName.vrscene)を探し、クリックしてジョブウィンドウを開きます。

弊社のシステムは、シーン内の設定を自動的に検出し、それらを使用してジョブをレンダリングします。 ジョブをレンダリングの待機キューに送信する前に、すべてが正しく設定されていることを確認し、必要に応じて調整してください。

フレーム範囲 - このフィールドを使用して、レンダリングするフレーム範囲を入力します。 アニメーションのフレーム範囲の例: 1to780s1 - これは合計780フレームのシーケンスで、1から780までのすべてのフレームがレンダリングされます。 パラメータ「s1」とは指定された範囲内で、1フレーム毎にすべてのフレームがレンダリングされることを意味します。 最初にテストする場合は「s20」など高いs値を設定します。 これにより、アニメーション範囲内の20フレームごとにレンダリングされます。 したがって、範囲を1〜780s20に設定すると、フレーム1,21,41,61,81,101、...、741,761がレンダリングされるということになります。
シーンに複数のカメラがあり、それらすべてのフレーム範囲を一度に変更する場合は、チェックボックスでフレーム範囲フィールドを有効にする必要があります。
単一のフレーム(静止画像)のみをレンダリングする場合は、フィールドに単一のフレーム番号を入力する必要があります。 たとえば、1はフレーム番号1をレンダリングします。
解像度 - ここでは、出力解像度をピクセル単位で設定できます。 このオプションは、Webダッシュボードのデフォルトで無効になっています。 プロジェクトの解像度を変更する場合は、プラグインを介してシーンを再送信する必要があります。 この段階で解像度を上書きすることはできません。
アスペクト比率ロック - 解像度を変更する必要があり、特定のアスペクト比を維持したい場合は、4:3; 16:9; 16:10; 21 9; 1:1などのプリセットを使用できます。オプションを「なし」のままにしておくと、アスペクト比を無視して「解像度」の値を自由に変更できます。

出力パス - ここでは特定のジョブでレンダリングされたフレームが保存される経路を確認できます。 出力パスは、プロジェクトとシーンの名前に基づいており、 .vrsceneの場合、デフォルトでは出力のパスを変更できるオプションは無効になっています。
出力ファイル(extなし)- デフォルトでは、フレームファイル名はシーンの名前を基に設定されます。 このオプションは.vrsceneに対して無効になっているため、出力名は常にシーン名と同じになります。
拡張子 - 出力ファイルの形式は、シーン設定と同じです。 ただし、拡張子を別の拡張子に変更する場合は、(BMP、IRIS、PNG、JPEG、TGA、RAW TGA、CINEON、DPX、MULTILAYER、EXR、HDR、TIFF)から選択できます。

優先度 - レンダリングの待機キューにジョブを追加する前に、ジョブの優先度を決めることができます。 キューとファームの利用状況によって、優先度を高くするとジョブがノードをすばやく取得してプロジェクトをより速くレンダリングできます。 各優先度によってレートとノード数が異なります。 詳細はこちらをご確認ください: https://garagefarm.net/jp/pricing
バージョン - デフォルトでは弊社のプラグインが、プロジェクト (.vrscene) がエクスポートされた元のDDCプログラムを検出します。 ここでは V-Ray のバージョンが重要であるため、システムが使用するV-Rayのバージョン (Sketchup、Max、Standalone など) を確認することはできますが、オプションを変更することはできません。
再試行 - デフォルトではこの値は 2 に設定されており、レンダリングのプロセスが失敗するか、ソフトウェアがクラッシュした場合、システムがさらに2 回レンダリングを試行することを意味します。 ランダムなサードパーティのソフトウェアエラーが発生した場合にレンダリングを再試行するのに最適な設定ですので、このオプションはデフォルト (値 2) のままにしておくことをお勧めします。

推奨ハードウェア(ノードグループ) - プロジェクトを V-Ray で CPU または GPU のどちらでレンダリングするかによって、システムがそれぞれに合ったノード構成(マシンの設定)を表示します。CPUレンダリングの場合、ほとんどのケースではデフォルトのノードグループが自動で選択されますが、「カスタム設定」に切り替えることで、CPUコア数やRAM容量に基づいて特定のノードグループを選ぶこともできます。


ノードのスペックに関しては、https://garagefarm.net/jp/pricing#specsで確認できます。

高度な設定

実行毎のフレーム数 - このオプションはアニメーションでのみ使用できます。 デフォルトでは、CPUでのレンダリングのFPE値は 1 に設定されます。 これは、各フレームが新しい実行 (個別のタスク) としてレンダリングされることを意味します。つまり、新しいフレームが開始されるたびにシーンが各ノードにロードされます。GPU でのレンダリングの場合、FPEの値はデフォルトで 5 に設定されます。 したがって、1 つのノードで 5 フレームが連続してレンダリングされることを意味します。
FPE (Frames Per Execution) オプションを使用すると、レンダーノードでシーンをリロードする必要がなく、複数のフレーム (入力した値) を連続してレンダリングでき、レンダリングの効率を向上できます。 シーンの読み込み時間が長くレンダリング時間が短い場合は、FPE をより高い値 (たとえば 4) に設定できます。 ロード時間は長くなくレンダリング時間が長い場合は、デフォルト値のままにするか、1 に設定します。
FPEの使用方法と参考例の詳細は、専用ガイドをご確認ください: https://garagefarm.net/jp-software-guides/how-to-use-and-optimize-frame-per-execution-fpe
ジョブノード制限 - デフォルトでは、このオプションの値は空白になっているので、ノードはジョブの優先度とファームでのノードの利用可能状況に応じて自動的に割り当てられます。 それでも特定のジョブのノード数を制限したい場合は、レンダリング中に使用したいノードの最大数の値をここに入力してください。

ジョブを一時停止として追加 - このオプションを選択してからジョブを送信すると、ステータスが「一時停止」として追加されます。 これは、レンダリングが自動的に開始されないことを意味します。 ジョブをキューに追加する予定で、しかしその時点ではレンダリングするつもりがない場合、このオプションを使用すると便利です。 「一時停止」ジョブを追加した後は、「ジョブを再開」のオプションを選択して (ジョブを右クリック)、いつでも再開できます。
送信 - このボタンを押すと、システムはすぐにジョブをレンダリングの待機キューに追加します。ジョブを送信する前に、必ずすべての設定を確認してください。
キャンセル - 現在のジョブをレンダー待機キューに追加したくない場合、または設定をリセットしてシーンを再度追加したい場合は、このオプションを使用します。 指定されたジョブの設定を含む送信ウィンドウが閉じられ、すべての変更がキャンセルされます。
レンダリング設定を最終チェックし、優先度を選択したら、[送信]をクリックしてジョブをレンダリングキューに追加します。 初めてのユーザーの方は、25ドル相当のクレジットを取得してサービスをテストしてください。 クレジットでいくつかのテストジョブを実行し、サービスの使い心地をお試しいただけます。

ジョブのレンダリングが開始されると、現在処理されているフレームの進行状況をリアルタイムで確認できます。 メインプロジェクトリストからレンダリングジョブを選択し、右上の矢印をクリックして進行状況パネルを開きます。

画面右側の進行状況パネルには、いずれかのジョブが選択されている場合にのみ、その内容が表示されます。パネルは3つのセクションに分かれています。
アクティブなフレーム - 現在レンダリング中のフレームを表示します。フレームが終了すると、2番目のセクション「完了したフレーム」に移動します。 「完了したフレーム」のリストで任意のフレームを選択すると、下部の「処理結果」セクションのレンダリング出力処理ログにアクセスできます。

レンダリングが完了した各フレームは、renderBeamerアプリケーションで選択したディレクトリのローカルドライブに自動的にダウンロードされます。ダウンロードフォルダーの場所がわからない場合は、もう一度renderBeamerのダウンロード設定(歯車アイコンをクリックします)で内容を確認するか、保存先を変更できます。また、フレームがレンダリングされ次第ダウンロードされるように、自動ダウンロードがオンになっていることを確認してください。このボックスがチェックされていない場合、renderBeamerの[ダウンロード]タブで各ジョブをクリックし、フレームを手動でダウンロードします。

何をいつダウンロードするかをより詳細に設定したい場合は、フレームを手動でダウンロードすることもできます。それには、renderBeamer設定で自動ダウンロードのチェックボックスのチェックを外して「ダウンロード」タブに移動します。次に、チェックボックスを使用して該当のレンダリング出力を選択し、ダウンロードボタンをクリックします。

このワークフローは選択した1つ、または複数のすべてのレンダリングが完了したフレームをダウンロードします。 ただし、renderBeamerには、個々のフレームをダウンロードするオプションもあります。 これを行うには、右クリックからリストファイル機能を設定します。

この方法では、選択したジョブのすべてのレンダリング済みフレームがダウンロードされます。ただし、renderBeamer では個別のフレームをダウンロードすることもできます。その場合は、右クリックメニュー(RMB)の「list files」機能を使ってください。

選択したジョブのファイルがリストに表示されたら、ロールダウンのチェックリストからダウンロードするファイルを選択し、ダウンロードボタンをクリックします。

フレームがダウンロードされたら、右クリックから「ディレクトリを開く」で、フレームが保存されているフォルダーを開くことができます。
すべてのお試しクレジットを使い切った場合、サービスを続けて使用するには、クレジットを購入してアカウントに追加する必要があります。残高が0ドルを下回ると、レンダリングされたフレームをダウンロードしたり、新しいレンダリングジョブを開始することができなくなります。ウェブマネージャーの「お支払」パネルでお支払いいただけます。デビットカード、クレジットカード、PayPal、DotPayでのお支払いが可能です。また、RevolutやZenを使用してお支払いいただくこともできます。
レンダリングを頻繁に行う場合、または定期的にレンダリングする予定がある場合は、ボリュームディスカウントをご確認ください。

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