ジャスティン・グリーンのCG作品

ポイントAからポイントBへの最短の道は直線とは限らない - Go3DViz

Go3DVizの創設者であるジャスティン・グリーン氏の3D業界での軌跡

ビデオゲームをプレイすることが、製品の販売を検討しているクライアントのためにフォトリアリスティックな3Dレンダリングとアニメーションを作成する、というキャリアにつながると思いますか? Go3DVizの創設者であるジャスティン・グリーン氏はイエスと答えました。

ジャスティンの3Dでのキャリアへの道は、別のことが別のことにつながるという素晴らしい事例です。 彼が成し遂げたものは最初にやろうとしていたことではありませんが、最終的に辿り着いたものにとても満足しています。ビデオゲームを愛する高校生として(大抵の高校生がそうであるように)、ジャスティンはコンピューターゲームのコールオブデューティ2用の、カスタムマルチプレイヤーマップを作成することで3Dグラフィックスの操作方法を学びました。 

たくさんの人々が彼のカスタムマップをダウンロードし、 それが彼に人生の目標を発見させた瞬間でした。 そして2007年にセントラルフロリダ大学に入学し、最終的にはデジタルメディアの学士号を取得し、視覚言語を専攻しました。

この時ジャスティンは当初の目標であるビデオゲーム業界に進む準備をしていました。 当時彼は、CODマップを設計していたときよりもはるかに多くのスキルを習得していましたが、大学在学中、ジャスティンは高品質の3D製品画像とアニメーションの作成にも夢中になっていました。 この情熱はビデオゲーム業界でのキャリアにつながる可能性もありましたが、ジャスティンの人生は他の道を彼に準備していました。大学を卒業して間もなく、ジャスティンは自分の経験をさらに深めながら、製品の販売を検討しているクライアントのためにフリーランサーとして制作をはじめ、すぐに小さな固定客層を構築しました。 4年後、ジャスティンは固定客層を大幅に拡大したためチャンスと自信を得て、ビデオゲームの道ではなく、マーケティング用のフォトリアルな3D製品のレンダリングとアニメーションの制作にビジネスの軸を置く、独自の3D会社であるGo3DVizの立ち上げに専念しはじめました。

ジャスティンのストーリーにおいて、”別のことが別のことにつながる”というテーマを引き続き語るなら、Go3DViz自体の成長においてもそれを語ることができます。 クライアントが継続して彼に仕事を依頼していく上で、ジャスティン一人では手が回らなくなってきました。 そして現在、ワンマンオペレーションとして始まったGo3DVizでは、世界中から複数のフリーランスアーティストが働いています。

Go3DVizによるProdigySmart Bidetの3DアニメーショGo3DVizによるProdigySmart Bidetの3Dアニメーション

Go3DVizによるProdigySmart Bidetの3Dアニメーション

BioBidet - Go3DVizのレンダリング画像
BioBidet - アニメーションからの静止画 by Go3DViz

パンデミックの前からジャスティンは彼の会社で在宅勤務を推奨していました。 彼にとってリモートワークの利点は欠点をはるかに上回っており、その理由を彼がフリーランサーと共にリモートワークで仕事を続ける理由とともに語ってくれました。

リモートで作業することには非常に多くの利点があり、自分に合ったスケジュールを立てられる、仕事とプライベートのバランス調整、柔軟性がある、世界中の誰とでも仕事ができる、などがあります。主な欠点は、コミュニケーションやコラボレーションが難しくなることだと思いますが、私はスクリーンキャプチャソフトウェアを利用してプロジェクトの概要と詳細なフィードバックを提供することにより、フリーランサー、特に米国に拠点を置いていないフリーランサーたちと非常に効果的にコミュニケーションをとることができています。
リモートワークにより、地球上のどこにいても才能のある3Dアーティストを見つけてコラボレーションすることができ、アーティストたちは自宅から自分に合ったスケジュールで働くことが可能です。 結局のところ仕事がうまく進んでいるのならば、どこでいつ仕事するかは私には関係ありません。

コミュニケーションについて言えば、それこそがジャスティンが私達レンダーファームを利用する理由にもつながります。彼の意見を聞いてみましょう:

私がいくつかのクラウドレンダーファームにレンダリングサービスについて問い合わせたのは、2012年か2013年だったと思います。 そのほとんどのカスタマーサービスはあまり良くありませんでした。 コミュニケーションは非常に限定されていて、当時のレンダリングは必ずしも安定しているとは限らず、私自身もまだ初心者でした。 そのため必然的に問題が発生したり、レンダリングに不明な点が出てきたときに、専門知識を持ってサポートしてくれる人が必要でした。 GarageFarmの人々は、何年にもわたってそれを素晴らしい形で実現してきました。


コミュニケーションはジャスティンにとって一番大事なことですが、スピードと価格も大事です。

GarageFarmのおかげでクライアントに効率的でより良いサービスを提供できるようになりました。 ローカルレンダリングよりわずかな時間で結果を出せることは、費用に見合った価値だと思います。
スマートウォッチのレンダリング画像
KairosWatch - Go3DVizによるレンダリング

彼らが言うように論より証拠、GarageFarmでレンダリングしたジャスティンの作品を見てみましょう。 ジャスティンが初期に携わったこの作品は、通常の製品用のビジュアライゼーション作品ではなかったため、特に彼の心に残っていました。 技術的に言えば、この製品自体はまだ存在していません。 このプロジェクトは、クラウドファンディングを通じて資金調達を試みた、スマートウォッチのコンセプトでした。 Justinの3Dレンダリングとコンセプトのアニメーションのおかげで、プロジェクトは約150万ドルの資金を獲得しました。 クリエイターの目標は5万ドルでした。 こちらのビデオをご覧ください:

Go3DVizによるKairosSmartWatchのアニメーション

ジャスティンのような3Dアーティストは、すべてのものを3Dに関連させて熱中するのが大好きです。 そのため3D業界で今エキサイティングな開発は何だと思うかと彼に尋ねたところ、GPUレンダリング、V-Rayの革新、そして3Dソフトウェアインターフェイスの高度な直感性などが、彼が特に楽しみにしていることだそうです。


非常に興味をそそる新しいソフトウェアアプリケーションが常に出てきているようです。 おそらく最も興味深いものの一つは、GPUレンダリング、特にUnrealEngineを介したリアルタイムレンダリングです。 自動車の分野で何ができるかを探ってきましたが、プラットフォームを介してリアルタイムでフォトリアリスティックな製品のレンダリングすることの探求に非常に魅力を感じています。
また、V-Rayとフレームバッファの継続的な開発についても興味があります。 フレームバッファ内に直接より強力なポストプロダクションを実装し始めているようで、基本的なポストプロダクション編集を簡素化するのに役立つかもしれません。
さらに付け加えると、ツールは毎年、よりスマートで直感的になっているようになるように見えます。 ツールは技術的な専門用語などの障害を減らし続けているので、3Dアーティストはデザインに集中でき、GIサンプルやノイズサンプルなどについて心配する必要もありません。

ラケットのレンダリング画像
Yonex VCORE100 - アニメーションからの静止画 - by Go3DViz

では、ジャスティンとGo3DVizはこれからどう進んでいくのでしょうか。 ジャスティンはチームにさらにアーティストを加え、製品のビジュアライゼーションのサービス内容を拡大することを目指しています。 そして、在宅勤務の体制を維持しながら、建築や医療のビジュアライゼーションにも取り組む考えを練っています。

固定顧客層とサポートスタッフの両方を拡大し続けたいと思っています。 拡大の規模に関わらず、リモートで運営する会社であり続けることは変わりません。 短期的には、主に製品に焦点を当て続けますが、建築や医療のビジュアライゼーションなどの他の分野にも進出し拡大していくと思います。 また、伝統的な写真をサービスとして提供することも考えています。 そして最後に、テクノロジーが進歩し続けることに伴い、VRやARコンテンツのマーケティングでの可能性を探求できることを楽しみにしています。


なるほど、VRとARですか。 ジャスティンがVRとARを追求し、”別のことが別のことにつながる”なら、ジャスティンが一周してゲームを開発することも不可能ではありません。何が起こるかわかりません。人生は時に奇妙で楽しいものです。

(元記事:https://garagefarm.net/case-studies/the-fastest-way-from-point-a-to-point-b-is-an-un-straight-line

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