3Dにおける生態系のデジタルビジュアライゼーションは、これまでのテクノロジーより劇的に進化しています。
現在、新しいメディアに対する需要の高まりと、これまでのように迅速に納期に対応していくためにさらに進化を続けており、レンダーファームのユーザーにも大きく影響しています。
これらの変化にも関わらず、Chaos Groupは常に進化し続ける3D業界との歩調を崩さず、3Dレンダリングの次世代品質の基準となり続けています。
Chaos GroupのV-Rayは、3Dレンダリングソリューションとして業界のスタンダードとなっています。 これは現在、マーケット屈指の認められたレンダリングソフトウェアアプリケーションの1つであり、総合的に用途が広く、様々な機能セットを使用できることから、世界中の大きなスタジオによって認められています。
V-Rayを使用してフレームをレンダリングし、スタジオのレベルアップに貢献できたことを嬉しく思います。
XWORX Ltdは、インパクトのある革新的なソリューションの開発に力を入れている、トップレベルのブティックコミュニケーションおよびマーケティングスタジオです。 同社は現在、優れたワークフローとリアルな照明ソリューションを導入し、その後V-Rayレンダリングエンジンに完全に切り替えています。 XWORXは主に、建築家や不動産プロモーター向けの建築ビジュアライゼーションのメディア制作を行っており、20人のマルチに才能がある経験豊富なグラフィックアーティスト、デジタルイメージングのスペシャリスト、スケールモデルアーティスト、そして彼らをサポートするクライアントサービスチームで構成されています。 彼らの作品の大部分は、パンフレット、雑誌、テレビ、広告看板向けのCGIの静止画などで、 V-Rayレンダリングエンジンを使用して、別荘からスマートシティに至るまで、さまざまな規模のアニメーションプロジェクトを年間少なくとも3つ作成しています。
XWORXのクリエイティブディレクターであるMichaelNadalは、V-Rayコレクションを制作物の品質のレベルを引き上げるのに貢献してくれるものだとして引用しています。
「グローバルイルミネーションなどの優れた照明ソリューションと、優れた照明計算方法が提供されているので、V-Rayでよりリアルな画像や動画を作成できるようになりました。 Chaos Groupの開発のスピードを鑑みると、私たちがずっと目指していたリアリズムを達成するのに必要な、アップグレードや新しいツールの開発が行われるのはわかっていました。 Chaos Groupは、パーティクルシミュレーションプラグインであるPhoenix FDを追加することで、レンダリングエンジンと完璧に連携する優れたパーティクルシステムを提供しています。」
XworxはV-RayコレクションとV-Rayfor 3dsMaxを採用しています
V-Rayでレンダリングした、XWORXの作品の一部を次でご紹介します。
ビクトリアアーバンターミナルは、モーリシャスの首都ポートルイスにある中央バス/ライトレールターミナルで、現在建設中の国家プロジェクトです。 XWORXのクライアントはモーリシャス政府にデザインを提案するため、XWORXに可能な限りリアルで精密に内容を提示できるアニメーションの作成を依頼しました。
海辺の住宅開発のプロジェクトで、クライアントは住民が楽しめる環境であることをわかってもらいたいと考えていました。
UNICITIは、モーリシャスの西海岸で現在開発中の新しいスマートシティです。 XWORXの才能ある3Dモデラーチームは、建築家のレイアウトに基づいてコンセプトを作り上げました。 しかしこれはまだ提案の段階で最終的なレイアウトではなかったため、さらに先に進むためにエンドクライアントが納得するアニメーションを作る必要がありました。
変わり続ける業界のトレンドの中で、XWORXはリアルタイムレンダリングを、従来のオフラインのレンダリングとほとんど区別のつかない品質で、より速く生成できる画期的な方法と考えています。そしてChaosGroupを通したエキサイティングな開発により、この新しいニーズに対応していけると考えています。
「ヴィジュアライゼーション業界の新参者、つまり最新のグラフィックカードテクノロジを使用してリアルタイムレンダリングを開発しているソフトウェアがあります。 このテクノロジーにより、CPUまたはGPUレンダリングと比較して、アーティストはCGIとアニメーションをより速く作成できますが、多くのアーティストはまだ機能とツールをV-Rayに頼っています。
主な理由の1つは、RTXグラフィックカードなどのリアルタイムレンダリングソフトウェアで作業するのは非常に費用がかかり、特に開発途上国に居住または勤務しているアーティストにとっては痛手だからです。
Chaos Groupは、Chaos Vantage(以前はProject Lavinaとして知られていました)というリアルタイムレンダリングツールも開発しており、 これをワークフローに実装できれば、アーティストがCGIのドラフトをより速く作成できるようになると確信しています。 それにより、時間に余裕を持てることでストレスを減らし、ブラシュアップに時間を使えたり、さらにプロジェクトを引き受けたりできるようになります。」
Chaos GroupのVantage(旧称Project Lavina)は、「ラスタライズなしで純粋なレイトレーシングを実現し、リアルタイムレンダリングと同じ予算内で、エンジンの機能を向上させ続けているV-Rayデータによって直接動作する」ことを目的としています。
これは、リアルタイムエンジンの予算で要求されるような、面倒なセットアップやシーンの最適化を排除するように設計されており、ライトをベイク処理してポリゴン密度を下げる必要性を回避できます。
視覚的なフィードバックを即座に提供することで方向転換などの柔軟な対応ができるため、アートディレクターとそのチーム、さらにはスタジオと顧客間で、より迅速な開発とコラボレーションが可能になります。
ビジュアル業界では未だに静的メディアが大きな需要を担っていますが、Michaelは、Xworxから見る限り、アニメーションの需要も著しく増加しており、新興のVRでもすぐに減少する可能性は低いと述べています。
「不動産関係の開発者は、建築プロジェクトを宣伝するためにCGIの静止画を必要とします。 しかし、最近のわが国でのアニメーションプロジェクトの需要の高まりから判断すると、アニメーションは近い将来、CGIの静止画を追い抜くと思います。 VRは目新しく顧客にとって興味深いものだとしても、静止画やアニメーションと比較して、依然としてまだ少数の人々に限定されています。 そのため、アニメーションが広告業界、特に建設業界のヴィジュアライゼーシにおいてまだ強いポジションを保ち続けると思っています。」
ガレージファームは、V-Rayとそれを使用するプロフェッショナルの方たちと連携して、機能をご提供するレンダーファームサービスです。 ガレージファームは、各業界のプロフェッショナルアーティストの方々がシームレスにレンダリングを行い、高品質のプロジェクトを作成できるよう可能な限り支援致しております。
レンダーファームに関して、マイケルは次のように述べています。
「V-Rayを使用したレンダリングに関して、ガレージファームで問題が発生することはめったにありません。 新しいバージョンのV-Rayが度々リリースされても、その都度全ての操作とレンダリングはスムーズに行われました。 発生し得た問題も、非常に有能なガレージファームのチームによって迅速に解決されました。」
何年にもわたってChaosGroupと共に、V-Rayやその他のChaos Groupエンジンと進化していくプラグインにインフラストラクチャを適応させ、改良してきました。
また、最新のソフトウェアリリースと機能セットを使用して自動化を常に最新の状態にしておくことで、スタジオのニーズに応えることができています。
私たちのサポートチームはシステム管理者、開発者、サポートメンバーで構成され、すべてのレベルにおけるインフラストラクチャを改善し、ネットワークレンダリングから発生する様々な問題のトラブルシューティングをサポートします。
サポートは24時間年中無休で、いつでもチャットアプリケーションを介してご相談いただけます。
Xworxには2年以上ガレージファームでレンダリングいただいており、特に重いプロジェクトではパイプラインの拡張としてガレージファームをご利用いただいています。 プラグインのサポートからフレームが時間どおりに適切にレンダリングされるようにすること、そして手頃な価格設定ですべてのお客様のニーズが満たされるようにするという私たちの確約を、Xworxは引用しています。
「ガレージファームのITサポートのプロ意識と献身的な姿勢は、私たちのメインプロジェクトの中でも一流でした。 いくつかテストをした後、ガレージファームでアニメーションをレンダリングしましたが、レンダリング出力の価格、品質、スピードは、過去に使用した他のレンダーファームよりも優れていました」
- Aasutosh Jankee - XWORX 3Dアニメーター
私たちは3Dビジュアライゼーション業界とそれに関連する業界の未来は明るいと信じています。それに伴い、引き続きお客様の時間削減に貢献し、V-Rayとその他のChaosGroup製品の随時サポートに尽力していきます。
その他のケーススタディからも、お客様のご意見をご覧いただけます。
Chaos Vantage(旧称:Project Lavina)のワークフローなどに関しては以下の動画でご確認ください。