言うまでもなく、Cinema 4d は現代のモーション グラフィックスとVFX 業界では確固たる地位を築いています。その人気はますます高まっており、ハードウェアの構成などについてファンや専門家の間で頻繁に話題になっています。
そしてCinema 4d で作ったリグは、他の 3D アプリケーションにも最適です。 では何を先に考えておくべきかポイントをあげてみましょう。
どんな3Dソフトでも、基本のクロック数の高い CPU が必要です。 基本のクロック値は、処理ユニットが 1 秒間に完了できるクロック サイクルまたは計算の数を示します。あなたがもし初めてリグを組み立てるのであれば、処理ユニットのコア数が重要だと思うかもしれません。 コアが多ければ多いほど、レンダリングは早く完了しますが、作業中の反応速度の短縮のほうがはるかに重要です。Cinema 4d 制作のほとんどが 1 つのコアのみを使用するため、コア数が多くてもフィードバックが遅くなってしまうなら、最高の環境下で複雑なプロジェクトに取り組むほうが大切です。たとえばi7 770K のシングルコアのcinebench スコアでは 197 で、 8 コアの Ryzen 7 1700X を上回っています。 そういった面から見ても、プロジェクトをレンダー ファームでレンダリングすることは、たくさんのプロジェクトをこなすには一番効率の良い方法です。 私たちの Cinema 4d レンダー ファームでは、新規登録で無料のクレジットを取得でき、レンダーファームをテストすることができます。（こちらから登録していただくと＄50ドルのレンダリングを取得できます。）レンダーファームを使用することで、ＰＣがレンダリングに占領されることなく、他の作業をすることができます。それにより大幅に時間短縮とコスト削減を可能にすることができます。
（※レンダーファームのご利用をお考えでまだガレージファームのアカウントをお持ちでない方は、こちらのCINEMA４Dレンダーファームのページから新規登録していただけますと無料でクレジットを取得できます。）
RAMに投資するのもおすすめです。 RAM が多いほど、より複雑なシーンを作業PCで処理できます。 複数のサブディビジョン、ディスプレイスメント、Cinewareは、Cinema 4d ユーザーにとって必要な作業であり、作業の性質によって実際に必要な RAM の量が決まります。 一般的には 32 GB、パワー ユーザーには 64 GB が推奨されます。
優れたグラフィックス カードは、Cinema 4d の OpenGL ビューポートの品質や、OTOY の Octane レンダラーなどのサードパーティ GPU レンダラーなどのc4dレンダラーへの速度に影響します(GPU レンダラーをサポートする Cinema 4d レンダー ファームもあります)。 少し下のグレードのカードでもシーンの詳細をプレビューできますが、より優れたカードでは、最終的なレンダリングに近いプレビューと、アニメーション再生の高いフレーム レートが可能になります。 適度な予算範囲としては、Nvidia GeForce GTX 1650 と Quadro P2200の間でしょう。
これで、Cinema 4d では適度に、もしくは理想的にリグの必須コンポーネントがカバーされるはずです。 そしてレンダリングの時間を削減できるCPU／GPU レンダリング用の Cinema 4d レンダー ファームの使用を検討することもおすすめします。
