ソフトウェア:LightWave
ポートフォリオ:ArtStation-David Aguero
国籍:アルゼンチン
Davidは、アルゼンチンのブエノスアイレス出身で、CGジェネラリスト兼コンセプトデザイナーです。彼の作品のほとんどはSFとファンタジーに根ざしており、想像上の世界を魅力的に、また畏怖を感じさせるような世界観で表現しています。DAVIDは幼い頃から芸術に興味があり、長年にわたってスキルを習得してきました。伝統的芸術も習得することで、彼の芸術的な側面を大きく成長させました。
今回は彼のアーティストとしての人生について、また私たちガレージファームのようなオンラインレンダーファームを使用して、いかに魅力的な世界を作りあげるかについて語っていただきました。
私の名前はDavid Agueroです。アルゼンチンのブエノスアイレスに住んでいます。
私は3Dジェネラリスト兼コンセプトデザイナーであり、(ほぼ)フリーランサーです。時々アルゼンチンの広告制作スタジオのプロジェクトに取り組んでいて、CG業界で12年間働いています。
SFやファンタジーのCGアートを制作しています。ミュージシャンでもあり、アナログで2Dイラストも描いています。
私は幼い頃からアートに夢中で、Ray HarryhausenやPhil Tippettを尊敬していました。私は彼らのようになりたかったのですが、その後ジュラシック・パークを見て感動し、それがどのように作られたかを学ぼう思いました(当時私は11歳で、現在34歳です)。しかしそれは非常に難しく、当時インターネットもCGスクールもありませんでしたので、情報が得られるまでに数年かかりました。最初に試したソフトは、D.O.S用の3d studior3で、それはチュートリアルマガジンに付いていました。
私が最初クライアントから直接フリーランサーとして仕事を受けたSFのプロジェクトで、すべてのクリエイティブな作業を行う必要があり、とても目まぐるしいものでした。 3Dモデリング、テクスチャ、ライトとシェーダー、アニメーション、ポスト、サウンドFXと音楽、2か月間の作業ですべてを行いました。すべてLightwave3d 11.6.3で作成され、テクスチャはSubstancePainterで作成されました。クライアントも私もとても満足いくものになりました。下のビデオをご覧ください。
お金の面だけでなく、仕事と人を尊重してくれる良いクライアントを見つけるのは難しいです。一人で進むには険しい世界です。地獄からきた大きな予算のプロジェクトよりも、小さな予算のプロジェクトに沿って仕事をするほうが私は楽しいです。。
ラジオシティのちらつき、被写界深度(ポストの有無)、キャラクターが背景とどのように相互作用するか。このような事を事前に計画しています。
仕事の期限です。 3Dシーンをすべて3Dに設定してレンダリングネットワークに重いタスクを処理させるよりも、モーションブラー、Zdepth、ボリュームライト、およびすべての種類の効果のために3Dシーンを分解する方法を考えることに時間を費やすことができます。
非ネイティブプラグインを避け、プロジェクトファイルを統合し、整理します。いくつかのローカルレンダリングテストを行ってから、レンダーファームでいくつかのテストを行って、レンダリング時間を微調整するのがいいでしょう。
それに答えるのは難しいですね。最近はほとんどのソフトウェアがフォトリアルCGを生成できると思います。問題は方法を知ることです。そのためには、反射、光、影、散乱、色が現実の世界でどのように機能しているかを理解する必要があります。私もこれついては常に学び続けています。また、適切なハードウェアを使用すると、学習プロセスがレンダリング時間と衝突するようなことはありませんよ。
伝統的なアートなど基本知識を身につけることが役に立つと思います。ディティールにこだわることはいつでもできますが、問題そのものに関する知識を構築するために、伝統的な絵画のチュートリアルを見るなどは有益です。画家などのアーティストが光のしくみなどを説明しているものや、PBR(物理ベースレンダリング)のチュートリアルなどは、リアルなシェーダーがどのように機能するかを学ぶための良い参考になります。
私は通常、自宅にある2台のPCでレンダリングしますが、プロジェクトで大量のコンピューティングが必要な場合は、レンダーファームを選択します。クラウドレンダーファームは素晴らしいサービスであり、私のようなフリーランサーにとってとても便利です。
未来のペットの生息地というプロジェクトでフォトリアルなカエルを作る必要がありました。「本物のジャングル」にいるカエル、という前提で制作しました。下記はそのクリップのフレームです。
約600フレームをレンダリングし、フレームあたりの時間は1.30時間から6時間でした。後処理に時間があまりなかったのですが、レンダリングが長すぎたため、被写界深度、ボリュームライト、モーションブラー、スキンを使用しました。 Lightwave 3Dエンジンで直接散乱し、カエルにはsubstance painterとZbrushも使用しました。
レンダリングを1週間で終わらせたかったからです。私のPCではレンダリングに100日ほどかかったでしょう。
Lightwaveコミュニティ– Newtekフォーラム、およびlightwave facebookグループ(facebook.com/groups/lightwiki/)で知りました。
ガレージファームでのレンダリング体験は素晴らしかったです。プラグインを簡単にインストールでき、WebManagerは非常に使いやすく、その上サポートとのコミュニケーションはスムーズでした。
尊敬するアーティストを見つけて、その人の制作プロセスをすべてを学ぶことを試みてください。 でも一人だけに固執しないでください。素晴らしいコンセプトデザイナーはたくさんいます(Ralph McQuarrie、 Syd Mead、 Chris Foss、 Doug Chiang、 Joe Johnstonなど)。学び、実践し、オンラインポートフォリオを作成し、関連するフォーラムに投稿し、他の人からの批判も受け入れ、楽しんでください!