ケーススタディ

GarageFarm.NETで
実現する、Digital Esthetics Studioの3Dビジュアライゼーション制作の大規模ワークフロー

レンダーファームを制作の一部として組み込み、月商を6桁規模まで拡大した3Dビジュアライゼーションスタジオの事例です。この記事では、同スタジオが導入している体制と、6段階の具体的な制作フローを紹介します。

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課題

家具をオンライン販売するための商品画像、建築の完成イメージ、防衛分野のビジュアル制作など、内容の異なる案件でも、一定の品質と制作手順を保つこと。

繁忙期に月20万枚を超える画像を扱っても、安定性や品質を維持すること。

プロジェクトごとに数百の3Dモデルを作成し、各モデルに数千種類の素材・カラーバリエーションを用意すること。

解決策

クライアント対応を軸にした6段階のバッチ処理パイプラインを構築。依頼の受付、アセット準備、シーン設定、バリエーション作成、配信、納品までを一貫して管理し、GarageFarm.NETが大規模なレンダリング処理を分散して実行します。

導入後の成果

200,000+

繁忙期の1か月間に20万枚以上の画像をレンダリング

TB/週

毎週、テラバイト単位のレンダリングデータを処理

12〜24時間

12〜24時間以内の納期を、無理なく計画に組み込める体制を実現。

プロジェクト紹介

Digital Esthetics Studioについて

Digital Esthetics Studioは、エンジニアリング、製品開発、大規模な商業案件の経験を基盤に設立された3Dビジュアライゼーションスタジオです。 大量の商品の3DCG画像制作、建築ビジュアライゼーション、そしてリアリティと精度が求められる技術系プロジェクトを手がけています。

「新しい技術を取り入れることも、私たちのスタジオが大切にしていることの一つです。新技術や自動化の仕組み、レンダリングの方法、制作の進め方をよりよくするための工夫を、常に探しています。」
— Digital Esthetics Studio

課題

多種多様な案件を、同じ基準で効率よく進めるための制作体制


このスタジオの強みは、内容が大きく異なる案件でも、品質と対応の安定性を維持できる点です。家具のECサイト用の商品CG、建築の完成イメージ、防衛分野のビジュアル制作では、求められる表現や技術的な条件がそれぞれ異なります。それでも、どの案件でも同じレベルの品質を保ち、確実に進行・納品しなければなりません。繁忙期には、1か月で約20万枚のCG画像を制作することもあります。この規模では、CGの品質に加え、大量の作業をまとめて処理する仕組み、スケジュール管理、納期どおりに納品できる体制が欠かせません。

GarageFarm.NETは、大量のレンダリング作業を効率よく複数のコンピューターに振り分けることで、制作工程をサポートします。そのため、通常の制作スケジュールを崩さずに、急ぎの案件を優先して処理できるようになったのです。

「すべてを同じやり方にそろえるのではなく、明確な仕組みを整えることで、一貫した品質を保っています。」
— Digital Esthetics Studio

適合性

レンダリングサービスから制作パートナーへ


現在のレンダリング環境を導入する前に、Digital Esthetics StudioはFox Renderfarm、RebusFarm、AWSなど、複数のサービスを試しました。その際に課題となったのは、大量の処理を行った場合の安定性、プラグインの互換性、まとめてレンダリングを依頼する際の問題、アップロードにかかる時間、出力結果のばらつき、そして対応が遅い、または十分ではないサポート体制でした。

GarageFarm.NETが選ばれた理由は、同スタジオが使用する3ds MaxとCorona Rendererの制作環境にスムーズに対応し、大量のレンダリング処理も安定して実行できたことです。また、案件の量に応じて必要な処理能力を増減できる柔軟性もありました。さらに重要だったのは、単にレンダリング作業を受け付けるだけでなく、制作フローの改善まで支援するサポートチームの姿勢です。

GarageFarm.NETは次第に、単なるレンダリングサービスではなく、同スタジオの制作工程を支える一部になっていきました。

「GarageFarmは単にレンダリングを代行するサービスではありません。私たちの制作工程の一部として活用しています。」
— Digital Esthetics Studio

解決策

クライアントごとに設計した、大量のCG画像を制作する仕組み

Digital Esthetics Studioでは、大量の商品CG画像を制作する際にも品質をそろえられるよう、依頼の受け付けから納品までの工程を、クライアントごとの素材データ、運用方法、案件規模に合わせて整えています。大量の作業を効率よく処理するため、レンダリング作業はGarageFarmを通じて複数のコンピューターに分散されます。これにより、作業が一部に集中して全体が遅くなることなく、大量のレンダリングを進められます。

1. 依頼内容とデータの受け取り

3Dモデル、商品管理番号、納品に必要な条件を受け取り、制作作業を開始します。

2. 素材データの標準化

3Dモデルとマテリアルを整理し、共通の基準に合わせます。

3. シーン設定

商品カテゴリーに応じて、照明とカメラの設定を適用します。

4. バリエーションの作成

素材やカラーの組み合わせを数千通り作成します。

5. レンダリング作業の分散

GarageFarm.NETを使い、大量のレンダリング作業を複数のコンピューターに振り分けます。

6. 納品

各クライアントが利用する販売サイトやシステムに合わせた形式で、整理して納品します。

サポート

スムーズで継続的な制作のサポート体制


大量の案件を扱うスタジオにとって、サポート対応は納期に直接影響します。Digital Esthetics Studioでも、スクリプトやレンダリングの送信処理が想定どおりに動作しないことがありました。しかしGarageFarmのサポートチームは迅速に対応し、問題の解決に取り組みました。対応が遅かったり、責任を利用者側に押し付けたりする他社サービスとは異なり、この問題解決を重視する姿勢が、両社の関係において重要な要素となりました。

同スタジオでは、毎週テラバイト単位のレンダリングデータを扱いながらも、ダウンロードを含めて12〜24時間以内に作業を完了できるよう計画を立てています。このように納期を予測できることで、チームは締め切りを管理しやすくなり、事業上の判断にも自信を持てるようになります。大規模な制作では処理性能も重要ですが、それ以上に、安定して利用できること、円滑に連絡を取れること、既存の制作フローに組み込めることが重要になる場合があります。

導入後の成果


Digital Esthetics Studioは、家具のネット通販向け商品CG、建築ビジュアライゼーション、技術分野のCG制作で、クライアントの案件規模に合わせて対応できる制作体制を整えました。レンダリング待ちによる遅れが減ったため、より多くの商品を扱う案件、短い納期、難しい要件の依頼にも対応できます。GarageFarm.NETとともに、現在は次のことを実現しています。

200K

繁忙期の1か月間に20万枚以上の画像をレンダリング

12〜24時間

12〜24時間に完成データを安定して納品

TB/週

毎週、テラバイト単位のレンダリングデータを処理

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Instagram: digital_esthetics
Webサイト: digitalesthetics.studio